研究課題/領域番号 |
16K03871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 横浜商科大学 (2019) 横浜市立大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
大西 純 横浜商科大学, 商学部, 教授 (60447109)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 異文化マネジメント / 異文化間職場摩擦 / アジア進出日系企業 / 人的資源管理 / 働く動機付け / リーダーシップ |
研究成果の概要 |
本研究では日系企業の海外進出先として毎年その重要性が増しているアジアで現地従業員と日本人管理職の間に発生している異文化間職場摩擦の解消法を提言するものである。在アジア日系企業において現地化が進まないのは現地人中間管理職が育たないすなわちその段階で退職して現地または欧米企業に転職してしまう問題が起きている。この問題の解決策として重要なことは現地従業員の働く動機付けを高めることであり、そのためには異文化間の職場摩擦を解消させることが効果的である。
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自由記述の分野 |
異文化職場摩擦マネジメント
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アジア進出の日系企業にとって、現地人管理職の確保は重要課題であり、異文化間の職場摩擦はこの問題に悪影響を 与えている。今研究では、日系企業の異文化間職場摩擦を異文化要因と進出国要因とに区別し、それぞれの解消策に沿った、働く動機付け、リ ーダーシップ、職場教育、コミュニケーション法等の経営手法を提案するものである。在アジア日系企業にとって新製品開発、コストダウン等 による競争力の確保には既に限界が来ており、人的資源の有効活用、特に日本人と現地人の協働効率を上げることによる経営力強化が喫緊の課題である。
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