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2018 年度 研究成果報告書

成長企業の出口戦略とガバナンスのダイナミズム:外部取締役と創業者の役割変化の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 16K03875
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

山田 仁一郎  大阪市立大学, 大学院経営学研究科, 教授 (40325311)

研究分担者 松岡 久美  香川大学, 経済学部, 准教授 (30325310)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード企業統治 / 社外取締役 / 取締役会 / 役割アイデンティティ / ガバナンス / 質的研究 / ガバナンス・コード / 経営戦略
研究成果の概要

社外取締役が制度変更の下での取締役の役割をどのように定義しているのかを調査した。日本企業の70名の取締役および役員への半構造化インタビューに基づき、社外取締役の役割のアイデンティティを形成するいくつかの重要な要因を特定することができた。調査の結果、制度変更による役割の曖昧さのために社外取締役の役割のアイデンティティは非常に多様である一方で、役員の取締役の役割に対する意欲と新しい企業統治によって生み出される外部の期待によって影響される競合する制度論理との関係で理解する新たな理論的貢献につながった。社外取締役の役割アイデンティティの形成は、複数の論理の相互作用の影響を受ける。

自由記述の分野

経営戦略論

研究成果の学術的意義や社会的意義

取締役の役割認識は内外の期待、および各自の専門的バックグラウンドや企業・取締役会の特徴により影響され形成されることが判明した.制度が大きく変化するときには、既存のルールと新しいルールの間にしばしばギャップや対立を生じさせ、それが役割に何が求められているかを現場レベルで曖昧にする傾向があることもわかった.

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公開日: 2020-03-30  

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