研究課題/領域番号 |
16K04045
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
渡邊 香 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 准教授 (70610327)
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研究分担者 |
田中 瞳 東京医科大学, 医学部, 講師 (20406903)
戸津 有美子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 助教 (20774326)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 高校生 / 性意識 / ソーシャル・キャピタル / 性知識 / Self-Esteem / セルフ・エスティーム / 思春期 |
研究実績の概要 |
28年度、29年度の主なる結果は、「性意識 を従属変数、性知識、周囲の同世代の性経験、Rosenberg Self Esteem Scale得点を二値化したものを独立変数とした多重ロジスティック回帰分析で検討したモデル1、それに認知的ソーシャルキャピタル(SC)を加えたモデル2で分析し、SCの高い者は、性に関して慎重な意識をもちやすく、SCは介入により醸成が期待される」というものだった。 これをもとに、3編の英論文として掲載された。また、現在、報告書冊子を作成中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
参加高校関係者の協力のもと、研究計画通りに順調に進行した。 申請者らによる参加高校への密な連絡や報告、周到な準備により、28年度予定していた質問紙法による調査および29年度の介入と調査が完了した。取得サンプル数も、計画通りであった。サンプル取得後は予定通り順調に分析および報告準備が進み、29年度、30年度には学術集会での発表を行い、学術誌への3論文の掲載に至った。 社会の要請と申請者らが考える研究の意義や必要性とが合致した結果であると考える。
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今後の研究の推進方策 |
計画通り、地域住民や参加高校等へ上記成果を報告する。報告する施設には、研究報告書冊子を配布し、口頭報告時に参加できなかった関係者等への周知に努める。 この研究成果を踏まえた次なる研究実施の要望が大変多い状況にあるため、さらに発展させた研究を計画する準備を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
作成および支払予定の報告書冊子の一部を31年度に行うこととしたため。
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