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2017 年度 実施状況報告書

在日朝鮮人における<民族>と<祖国>の意味に関する社会学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K04085
研究機関愛知県立大学

研究代表者

山本 かほり  愛知県立大学, 教育福祉学部, 教授 (30295571)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード朝鮮学校 / 在日朝鮮人 / 「北朝鮮」
研究実績の概要

2017年度は愛知朝鮮学校での参与観察(継続)および朝鮮民主主義人民共和国への<祖国訪問>同行と8月末に追加調査を行った。実績としては,論文「排外主義の中の朝鮮学校―ヘイトスピーチを生み出すものを考える」(移民政策学会『移民政策研究』9号)への執筆,日本社会学会自由報告部会「朝鮮学校における祖国訪問の意味」(2017年11月4日 東京大学),さらには国際高麗学会において「朝鮮学校における祖国」(2017年8月3日@ニュージーランド,オークランド大学)での口頭発表を行った。また,2017年9月26日に韓国東国大学校統一人文学研究所にて「朝鮮学校における祖国」というテーマでの特別講義も行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の予定通りの調査研究が実施できていると思う。調査対象(朝鮮学校,朝鮮民主主義人民共和国での受け入れ機関等)との交渉もほぼ順調に進んでいる。十分な信頼関係は構築されているので,引き続き順調にすすむと考えている。ただし,データの処理に時間がかかっており,成果発表に時間がかかっていることも事実である。

今後の研究の推進方策

2018年度は追加調査に加え,主として学会や国際会議などでの口頭発表,および,論文執筆に時間を費やす予定である。

次年度使用額が生じた理由

朝鮮民主主義人民共和国での調査交渉が当初の予定よりうまくいき,先に調査が可能になったため。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 「排外主義の中の朝鮮学校―ヘイトスピーチを生み出すものを考える」2017

    • 著者名/発表者名
      山本かほり
    • 雑誌名

      移民政策研究

      巻: 9 ページ: 38-57

    • 査読あり
  • [学会発表] 朝鮮学校における<祖国訪問>の意味2017

    • 著者名/発表者名
      山本かほり
    • 学会等名
      日本社会学会
  • [学会発表] 朝鮮学校における<祖国>の意味2017

    • 著者名/発表者名
      山本かほり
    • 学会等名
      国際高麗学会
    • 国際学会
  • [学会発表] 朝鮮学校における<祖国>の意味2017

    • 著者名/発表者名
      山本かほり
    • 学会等名
      東国大学校統一人文学研究所 グローバルセミナー
    • 招待講演

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公開日: 2018-12-17  

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