研究課題/領域番号 |
16K04087
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
伊地知 紀子 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 教授 (40332829)
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研究分担者 |
櫻田 涼子 育英短期大学, その他部局等, 准教授(移行) (30586714)
加藤 敦典 京都産業大学, 現代社会学部, 准教授 (60613750)
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研究協力者 |
伊藤 まり子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | アジア / 女性 / 移動 / 潜在力 / 共同性 / 留まる |
研究成果の概要 |
本研究課題では、①移動をめぐる点から線、そして面の把握、②移動先における生活構造の変化、③送り出し側の生活世界の変容、④移住政策の実施過程、以上の4点を共通項として調査を進め成果を発表した。成果発表として著書6本、論文3本、学会発表のうち国際学会6本、国内学会2本である。最終年度には、世界社会科学フォーラム(WSSF)2018においてMobility, Diversity, and HumanNetworks: Asian Women’s Life Strategiesというタイトルのパネル(JSPS枠)を設定し全員の報告を行った。
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自由記述の分野 |
生活世界の社会学、文化人類学、朝鮮地域研究
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アジア各地において生み出された女性たちの移動と「留まった」側の女性たち双方を含む生活世界の諸相については、これまで十分検討されることなく分析的記述の対象とされなかった。そこで、本研究は、20世紀以降に生じた社会変動に付随して、アジアの女性たちが国境を超える移動、分断、喪失、連帯を経験してきたことに焦点をあて、これらを通して生み出されてきた各地での生活世界の変容と再編の個別性と偏在性を明らかにする。
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