• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

伝統的皮革業集団の多文化比較におけるディスコース分析の可能性

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K04098
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関駒澤大学

研究代表者

西村 祐子  駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (80276451)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード皮革 / ユダヤ系 / 被差別部落 / グローバル産業 / ラグジュアリー産業 / ムスリム / 客家 / ブランディング
研究成果の概要

伝統的皮革業集団としてアジア、日本、欧州、北アフリカ、北アメリカなどの被差別集団と皮革の結びつきを研究した。また現在のグローバルファッションと皮革産業の連関性に着目し、被差別民の抱えるシンボリズムとの両輪によって分析をおこない、ブランディングのメカニズムに注目した。現在その成果を岩波新書から一般読者にむけて発信する準備が整っており、現在90%が完了した。コロナ禍によるグローバル産業の大幅な変更により、それを加味した分析を10%加える予定となっている。

自由記述の分野

社会人類学

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本の被差別部落の皮革産業における伝統的技術や歴史などが比較文化的アプローチのなかでブランディングとして再生できる可能性を示唆した。また、ユダヤ系皮革専業集団がもつ多角的な皮革産業の展開のなかにブランディング戦略を研究することで皮革のシンボリズムがもつ多義性に注目することが出来、ブランディングのメカニズムの研究としてあらたな方向からのグローバル産業へのアプローチが可能となった。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi