Digital Ethnographic Mapping of Neighborhood Foodscapes in Shanghai and Tokyo

2022 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 16K04099
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 社会学
• 研究機関: 上智大学
• 研究代表者: Farrer James 上智大学, 国際教養学部, 教授 (40317508)
• 研究期間 (年度): 2016-04-01 – 2023-03-31
• キーワード: foodways / food studies / urban studies / comparative sociology / community research / social sustainability

研究成果の概要

本研究は、質的研究手法により、東京と上海の地域食文化を研究し、公開研究ウェブサイトを創出することを目的としています。コロナ禍のため、上海のプロジェクトは中途打ち切りとなりましたが、上海の中心部にある一つの地域（大沽路）に関する調査は終了しました。東京の研究においては、一つの地域（西荻窪）で調査を行い、バイリンガルのウェブページを通じてその結果を共有しています。調査を基に、持続可能な地域のガストロノミーの概念を構築しました。そして、都市の地域における料理文化を持続させるための重要な四つの要素を特定しました：人間的スケールの建築環境、個人経営の店、職人技術の伝統、および移民の起業精神です。

自由記述の分野

Sociology

研究成果の学術的意義や社会的意義

The project has scientific significance in developing the concept of sustainable neighborhood foodways, extending the idea of social sustainability to the study of urban gastronomy.
Socially the project made results available to the public in a bilingual English-Japanese website nishiogiology.org.