①面会交流に関連している支援機関の担当者への聞き取り調査 ②第三者が同席して行われている面会交流支援機関での聞き取り調査の準備
研究成果の一部として、日本子ども虐待防止学会学術集会 おおさか大会(2016年11月)にて、シンポジウム「DV被害者の面会交流―別居親と安心して会えるために今必要な環境整備の見直しと長期的見通しの必要性―面会交流に伴う影響性」を行った。このシンポジウムでは、面会交流事案をよく扱っている弁護士、男女共同参画センターおよびDVセンターの女性問題相談員、母子自立支援施設の支援員、心理相談室の臨床心理士にて、現状で行われている面会交流の実例を踏まえて、現状で行われている面会交流では何が問題となっているのか、面会交流に伴い母子にどのような影響が起こっているのかを示した。また、今後、避難母子が再び暴力に遭うことがないような環境をどのように整えたらよいのかその方向性の模索を提言した。
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