本研究では、不登校児童生徒の早期発見・未然防止に向けたスクリーニングシート(以下、シート)の開発を目的に、3自治体において行った不登校児童生徒の実態調査から分析を行い、以下の研究成果を得ることができた。 A市では要保護児童対策地域協議会と教育委員会の共同研究としてシートを開発した。令和元年6月より市内小中学校において試行的に運用を開始した。B市では平成30年度より市内のモデル中学校区にてシートの活用を開始して、小中連携のツールとして予防的活用を行っている。C市ではシートの開発には至らなかったが、平成29年度より不登校対策推進会議を立ち上げて年3回の研修および協議を継続して取り組んでいる。
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