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2018 年度 実績報告書

乳児院の一時保護におけるリスクマネジメントプログラムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K04239
研究機関筑紫女学園大学

研究代表者

益満 孝一  筑紫女学園大学, 人間科学部, 教授 (40296372)

研究分担者 西原 尚之  筑紫女学園大学, 人間科学部, 教授 (50316163) [辞退]
稲富 憲朗  福岡女学院大学, 人間関係学部, 講師 (60636611)
潮谷 恵美  十文字学園女子大学, 人間生活学部, 教授 (70287910)
猪谷 生美  久留米大学, 医学部, 講師 (70331808)
浦田 英範  西南学院大学, 人間科学部, 教授 (70461663)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード一時保護 / 一時保護児 / 乳児院
研究実績の概要

本研究の主な実績は、(1)乳児院の「一時保護」に関する施設調査、 (2)「一時保護」担当保育士等への専門職調査である。
(1)乳児院の「一時保護」に関する施設調査:本調査は、乳児院におけるおおむね過去3年間(2016~18年)における一時保護、および一時保護児についての状況を明らかにする。具体的には①「一時保護」における乳児院の役割と機能、リスクマネジメント、「一時保護」に関わる制度や施策の充実を図るための基礎資料を得ることを目的として実施した。乳児院の128施設に送付し84施設(返送率:65.6%)から回答が得られた。
(2)「一時保護」担当保育士等(保育士・看護師等)への専門職調査:本調査は、「一時保護」担当の経験のある保育士等に調査協力を求めた。無記名の封書による回収とした。上記の一時保護実態調査の一時保護児数をもとに、施設ごとに5~25票を送付した。調査協力を求めたのは、過去3年間に、「一時保護児」を1ヶ月程度担当された保育士・看護師等とした。本研究の目的は、①「一時保護児」を担当することが保育士等の職務負担感にどのような影響を与えているか、②「一時保護児」のどのような点が、職務負担感に影響を与えるか、③「一時保護」に関わる制度や施策の充実を図るための基礎資料を得るために実施した。乳児院の128施設に1295票を送付した。上記と同じ乳児院84施設から614人(一施設あたり平均7.3人)の協力が得られた。
本研究の次の質問内容は、平成25年「乳児院の一時保護実態調査」(全国乳児福祉協議会実施)の自由回答などをもとに作成し、大学の倫理委員会の承諾を得て無記名のアンケート調査として実施した。現在、アンケート調査の結果をもとに研究報告を準備している。

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公開日: 2019-12-27  

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