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2017 年度 実施状況報告書

分野横断的リスクリテラシー測定尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K04254
研究機関帯広畜産大学

研究代表者

岡部 康成  帯広畜産大学, 畜産学部, 特任准教授 (10413569)

研究分担者 王 晋民  千葉科学大学, 危機管理学部, 教授 (10302431)
斉藤 準  帯広畜産大学, 畜産学部, 講師 (90757668)
室井 みや  兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (70339240)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードリスクリテラシー / 科学技術
研究実績の概要

さまざまな科学技術分野に幅広く適用可能な分野横断的リスクリテラシー尺度を作成し、国際比較研究から日本のリスクリテラシーの現状とその特徴を明らかにすることを目的としている.この目的のため,本年度の当初計画では,前年度に予備調査およびリスク認知およびリスクリテラシーに関する文献調査から抽出した項目を用いて,本調査を実施し,信頼性と妥当性の検討を行うことを目的としていた.
ただし,前年度に項目抽出および予備調査に遅れがあったため,本年度については,前年度計画であった項目抽出作業を進めた.前年度から引き続き食品関連や原子力発電の項目抽出作業を進めた.この過程で,理工学系学部と人文社会科学系学部の原子力発電の社会的受容の違いついて過去のデータ分析を行った.この研究については,第18回ヨーロッパ社会心理学会において発表した.また,今年度については,対象となる分野を拡充し,医療分野等の科学技術分野に関するリスク認知研究およびリスクリテラシーに関する理論に関する文献について調査を進めた.
予備調査について研究協力者とは,データ収集時期や方法の調整を行ったが,本年度中の実施は難しく,次年度に繰り越すこととなった.また,尺度の信頼性や妥当性を検討するための調査を進めるために、実施時期や調査協力者数などについて研究協力者と協議しつつ研究遂行のための調整作業を進めた.加えて,国際比較研究を進めるための準備として,アメリカの連携協力者とデータ収集法など意見交換,調整を進めた.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

前年度の予備調査の遅れがあり,研究協力者との調査時期の調整が困難であったため.

今後の研究の推進方策

当初計画通りに研究を進めるために,予備調査および本調査を次年度に早急に実施する.

次年度使用額が生じた理由

当初計画と比較し遅れが生じたため,その計画を遂行するための費用が繰り越しとなっているためであり,次年度,当初計画を実行する.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Differences between Nuclear-related Employees and Undergraduates in Acceptance of Nuclear Power after the Fukushima Disaster2017

    • 著者名/発表者名
      Yasunari Okabe, Jimmin Wang, Masahide Saito and Yoshie Ito
    • 学会等名
      18th General Meeting of The European Association of Social Psychology
    • 国際学会

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公開日: 2018-12-17  

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