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2018 年度 研究成果報告書

大学における有効なハラスメント防止・相談体制の構築に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K04354
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 臨床心理学
研究機関愛知学院大学 (2017-2018)
名古屋大学 (2016)

研究代表者

野々村 文綺 (葛文綺)  愛知学院大学, 心身科学部, 准教授 (80412386)

研究分担者 間々田 孝夫  立教大学, 名誉教授, 名誉教授 (10143869)
松崎 佳子  九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (30404049)
石黒 洋  名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 教授 (90303651)
中澤 未美子  名古屋大学, ハラスメント相談センター, 助教 (80777300)
金子 周平  九州大学, 人間環境学研究院, 准教授 (10529431)
佐竹 圭介  九州大学, 人間環境学研究院, 学術研究員 (20791429)
千賀 則史  名古屋大学, ハラスメント相談センター, 准教授 (70803782)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードハラスメント / ハラスメント防止体制 / ハラスメント相談 / ハラスメント防止規程
研究成果の概要

本研究では、大学におけるハラスメント防止・相談体制の構築について質問紙調査を行った結果、各大学のハラスメント相談体制や対応のための制度の構築状況およびその課題が明らかになった。また、「大学におけるハラスメント事例への相談援助プロセスに関する質的研究」では、ハラスメント事案の相談・解決のプロセスおよび問題解決への促進要因,阻害要因が明らかになった。さらに、「ハラスメント相談における心理職の専門性に関する質的研究」では、大学のハラスメント相談における心理職の専門性が明らかになった。

自由記述の分野

臨床心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本ではハラスメント防止に関して国が一定の指針を示してはいるが、法規制によってそれらを直接禁止するものは未だにない。各事業主は独自のガイドラインや規程をつくり対策を行っているが、ハラスメントの予防や対応に苦慮しているのが現状である。このような状況の中で、有効なハラスメント防止・相談体制の構築への検討は大きな課題となっている。本研究では、日本の各大学のハラスメントの防止・相談体制を明らかにしただけでなく、ハラスメント相談・解決の過程も明らかにし、なおかつハラスメント相談の専門性についても一定の示唆が得られた。これは今後の日本の大学におけるハラスメントの防止に大きく貢献できたといえよう。

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公開日: 2020-03-30  

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