こころの健康は、自覚症状の少ない潜在的患者も一定数いることが推測され、疾患の早期発見・早期対応が喫緊の課題である。感覚をより直接的・個別的に外在化するBCDMを活用することで、精神疾患の早期発見が可能となる。同時に、BCDM自体にストレス低減効果も示されており、予防的なメンタルケア、ストレス・マネージメント、心理教育やリハビリテーションに役立つ。また、可視化された身体図を通して心身の状態や問題等を共有することがきるため、コミュニケーションが苦手な発達障害者等への支援ツールとしても活用が期待できる。
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