研究課題/領域番号 |
16K04454
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
小原 一馬 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (20396617)
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研究分担者 |
三石 初雄 帝京大学, 付置研究所, 教授 (10157547)
艮 香織 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (10459224)
岡澤 慎一 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (20431695)
丸山 剛史 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (40365549)
出口 明子 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (70515981)
瓦井 千尋 宇都宮大学, 学内共同利用施設等, 教授 (90738775)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 教員養成 / カリキュラム / 卒業生調査 |
研究実績の概要 |
平成30年度に行うアンケート調査の準備のため、平成28年度に行った、教育学部以外の学部の大学卒業後の効果に関する実証研究のまとめに引き続き、教員になったものの、大学や現場での学びがどのように教師の成長に生かされているかに関する先行研究を見出し、整理して、研究会の会議上で発表した。 (平成29年7月11日および平成30年2月19日)。それらの先行研究に基づき、アンケートを作成、質問項目の妥当性を検証するため、宇都宮大学教職大学院の院生(35名)を対象に予備調査を実施しした。その予備調査の結果をもとに、本調査のアンケート案を作成した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初の予定では、平成29年度中に本調査を行う予定だったが、二つの理由で延期が必要となった。 一つは、調査の方法として、当初は宇都宮大学教育学部同窓会を通じて、同窓会会員に配布予定であったが、調査対象を広げるため、卒業生の所属する学校を通じて、調査票を配布するよう変更を行ったこと。もう一つは、先行研究を調べた結果、教育学部とそれ以外の学部の卒業生調査の結果が異なり、これまでの教育学部の卒業生調査があまり芳しい研究成果が挙げられていず、調査方法、特にアンケート項目の選定について、より慎重な設計が必要となることがわかったためである。
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今後の研究の推進方策 |
昨年度までに作成したアンケート案を検討し、7月までに、卒業生の勤務校に発送を予定している。アンケートを回収後、分析を行い、結果について、平成31年度の日本教師教育学会ならびに日本教育社会学会で発表を行う予定。また分析結果に基づき面接調査を進める予定。それらの結果についても、上記学会で発表を行う予定。
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次年度使用額が生じた理由 |
アンケート配布が遅れ、次年度に実施する予定となったため。平成30年度中にアンケート調査を実施する際に、それらの予算を用いる予定。
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