現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
米国の著名なEd.D.プロジェクト(The Carnegie Project on the Education Doctorate)を参考にし、博士Ed.D. におけるARの視点から、「理論と実践との融合・往還」に関する文献の先行研究、我国の先行事例、及び海外のEd.Dカリキュラム等の実態を踏まえ、モデルカリキュラムと教授法、及びEd.D.論文指導法の輪郭を描き、本学・博士課程のカリキュラムの目標/内容/方法/評価、及び研究指導法との整合性を図ることに努めた。 このために訪問調査をした大学は、Newman University (UK.2015,March.),University of London (UK.2015,March.),Seattle Pacific University (USA.2015,September.), University of Hawaii (USA, 2016, August), Hawaii Pacific University (USA, 2016, August)などであった。 博士院生の学びに開発したEd.D.モデルカリキュラムと教授法、及びEd.D.論文指導法を実施し、その教育的効果に関するデータを収集することを目標としてきたが、この部分は不足していると言わざるを得ない。また、博士院生の博士論文において、質的データはナラティブ・KJ法、及びテキストマイニング等で、量的データはパス解析等で分析し、教育的効果を質量的に検証中である。 また、その結果を反映して、Education University of Hong Kong (HK,2017,July, invited speaker)- International Postgraduate Roundtable and Research Forumの招待講演を担当した。
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