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2018 年度 実施状況報告書

読解力の系統的発達を図る学校図書館利用教育のルーブリックモデルの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K04509
研究機関神戸学院大学

研究代表者

立田 慶裕  神戸学院大学, 人文学部, 教授 (50135646)

研究分担者 岩崎 久美子  放送大学, 教養学部, 教授 (10259989)
井上 豊久  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (70193597)
福本 徹  国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (70413903)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード学校図書館 / 学校図書館支援 / ルーブリック
研究実績の概要

研究の具体的内容:本研究の目的は、学校図書館利用のためのルーブリックの開発であり、その目的達成のため、研究計画では、文献研究による読解力の系統的な発達と学校図書館利用を関連づける理論的な研究とともに、全国の学校図書館支援サービス調査と国内外の優れた学校図書館の調査を行うこととしていた。平成29年度までに、国外の学校図書館調査として、米国、台湾の調査を実施し、国内についても代表的な学校図書館の事例調査を行った。平成30年度は、研究の重点として、学校図書館支援センターの全国調査を実施することとした。そのため、全国の都道府県、市町村のうち、学校図書館支援センターを設置している地域についてのリストを作成し、アンケートを作成の上、発送までの作業を行った。アンケート作成にあたっては、千葉県の調査とともに、学校図書館支援センターについての先行研究を行った研究者からの聞き取り調査も行った。
研究の意義と重要性:先行研究から、当初文部科学支援で行われた学校図書館支援施策は、その施策事業の終了により、半数近い地域で学校図書館支援センターも縮小の傾向にあったが、他方で地域独自の取り組みとして、支援センター事業を継続している地域も100近く存在していた。ただし、支援センターの送付先リストで困難を極めたことは、このような支援センターが教育委員会管轄にある場合と、図書館内の事業として行われている場合があり、選択にあたっては、まずは教育委員会管轄を中心に行った。その結果については、次年度にまとめる予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

学校図書館支援センターリストの作成に当初より時間がかかり、平成30年度内に発送までを行ったが、その回収作業と分析、整理には次年度にまたがることとなったため。

今後の研究の推進方策

2019年度の前半に、収集した学校図書館支援センターのデータの整理、分析を行うとともに、これまで収集した資料から、学校図書館を活用する上でどのような利用のためのルーブリックが考えられるかを整理し、小学校段階、中学校段階別に、また、学校司書用、教員用、生徒用のルーブリックモデルの提案を行う。

次年度使用額が生じた理由

平成30年度に予定していた自治体向け調査の調査票の作成と実施、回収が遅れ、研究計画が遅延しているため。次年度にその回収を行い、回収にあたっての郵送費と、資料整理のための謝金を要する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 読解力の発達を図る学校図書館利用のルーブリック2018

    • 著者名/発表者名
      立田慶裕
    • 雑誌名

      情報の科学と技術

      巻: 68 ページ: 400-405

    • DOI

      10.18919/jkg.68.8_400

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2019-12-27  

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