平成28年度は、情報収集を行うと共に、今後必要とされる歯科衛生士の卒後教育、研修の内容を検討した。特に歯科衛生士の復職に関する状況について情報収集を行い、離職の状況や復職者の現状、再就職希望者への復職を支援する事業などを把握することに努めた。さらに看護師の復職支援事業などについても情報収集を行い、収集した情報などから、新人教育、復職支援などに有効であると考えられる生涯教育の内容を検討した。 また歯科衛生士への多様化した社会的ニーズに応えられ、実践的で臨床判断能力が養われるようなコンピュータシミュレーション教材を作成するための資料収集や情報収集を行った。実際の現場をシミュレートできるようなシナリオを作成し、教材化するための検討を行った(在宅療養者のための口腔ケアに関する教材、改正後の歯科衛生士法に関する教材など)。さらに、開発した教材のeラーニングシステム上での配信方法を検討した。 平成29年度は、前年度から引き続き、歯科衛生士に関する卒後教育、研修の内容を検討するための情報収集を行って、コンピュータシミュレーション教材の開発に着手した。収集した情報から、離職の状況や復職者の現状、再就職希望者への復職を支援する事業などを把握し、新人教育、復職支援などに有効な生涯教育の内容を検討した。 新人歯科衛生士、復職者に必要な教材として、歯科衛生士法についての理解を深めることができる教材、在宅療養者のための口腔ケアに関する教材について、プランを検討し、情報収集を行い、教材の開発を進めた。 平成30年度は、過去に作成されたコンピュータシミュレーション教材から、歯科衛生士の復職支援に活用できる教材を選定し、eラーニング教材として学習者(新人歯科衛生士、復職希望の歯科衛生士)に配信した。その結果、学習システムとして有効に活用できることを確認した。
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