思考力、知的能力、方法知との関連を図り言語力を育成する上では、選択する・再出することに関わる能力・態度を螺旋的かつ系統的な指導していくことが重要である。 選択する・再出することにかかわる活動として、視写・書き抜き・書き替えがある。1.育成においては、聞くこと・見ること・読むこと(1~4年)、話すこと・語り合うこと(5~8年)、編集する(9年~)の重点化を意識する。2.学習指導においては、学習者の実態を踏まえた教育内容の選定と再構成を行い、学習者の問題意識や自己表現の開発を促す。3.評価においては、個々の学習者の自己表現の過程を見取り、論理的かつ客観的に問い直しながら支援していく。
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