研究課題
基盤研究(C)
調理を実践する習慣の定着のためには、「調理が面倒」という意識の解消が必要であり、これには調理を効率よく行うことができる段取り力を持つことが有効である。そこで「調理における段取り力を向上させるプログラム」を作成し、段取り力向上の手立ての有効性を検証した。その結果、作成したプログラムの有効性が明らかになった。なお、この有効性は、調理における段取り力の定義を明確化した上で作成した客観的指標により評価したものである。
教科教育
健全な食生活を営むためには、調理をする習慣が重要である。本研究により構築されたプログラムによる指導は、調理による段取り力を向上させる上で有効であることが明らかになった。このような学習を学校現場等で実践することにより、調理実践を増加することができ、食育の目的である望ましい食生活の実践者を育てる一助となる。