研究課題/領域番号 |
16K04778
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
栩野 吉弘 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (90382051)
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研究分担者 |
森村 美奈 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00364000)
首藤 太一 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20295687)
竹本 恭彦 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (20364002)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 模擬患者 / 標準化 |
研究実績の概要 |
平成29年度の大阪市立大学のSP本舗におけるSP養成において標準化グループ、パフォーマーグループならびに両方を兼ねるハイブリッドグループに分かれて行われた。この背景にはPost-CC OSCEの共用試験化に向けての対応が必要となったためである。そのため、実際の大学間のSP養成における人的交流は平成30年度に繰り越しされることとなった。また、臨床実習前OSCEとPost―CC OSCEの試験におけるSP交流についても準備を開始している状況である。 平成30年度の人的交流を具体的に進めるために実習と試験の日程が決定している時期である平成30年3月30日に関西公立4大学(大阪市立大学医学部、奈良県立医科大学、京都府立医科大学、和歌山県立医科大学)の教育担当教員が集まり、概念を統一するためのミーティングを行った。平成30年度は①各大学の実務担当教員を選出すること②大阪市立大学のSP養成に他大学のSPもしくは教員が参加すること③その他の大学のSP養成にも大阪市立大学のSPもしくは教員が参加すること④Post-CC OSCEにおいてSPおよび課題を共有すること⑤各大学の医療面接実習にも交流が可能かどうかを検討することの5点が決定した。それに向けて各大学の実務担当教員がすでに選出されており、試験と実習の日程調整、各大学のSP養成における課題の抽出とその解決策、実際に試験や実習でSP交流する際の交通費等の摺合せについて検討を始めている
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
Post-CC OSCEの共用試験への導入が決定し、その内容がSP参加が必須となっているため、SP養成のスタイルを一部変更する必要が生じたため。そして、各大学が試験への対応が必須となっておりことから関西12大学の交流は現実的ではないため4大学のSP養成標準化にすることで実現可能と考えている。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度の関西公立4大学(大阪市立大学医学部、奈良県立医科大学、京都府立医科大学、和歌山県立医科大学)の教育担当教員によるミーティングにそって進めていく。平成30年度は①各大学の実務担当教員を選出すること②大阪市立大学のSP養成に他大学のSPもしくは教員が参加すること③その他の大学のSP養成にも大阪市立大学のSPもしくは教員が参加すること④Post-CC OSCEにおいてSPおよび課題を共有すること⑤各大学の医療面接実習にも交流が可能かどうかを検討することの5点が決定した。それに向けて各大学の実務担当教員がすでに選出されており、試験と実習の日程調整、各大学のSP養成における課題の抽出とその解決策、実際に試験や実習でSP交流する際の交通費等の摺合せについて検討を始めている。本来は関西12大学で進めていく予定であったが、各大学ともに新しいPost-CC OSCEへの対応が必須となっており、4大学の交流から解することで実現可能な形で対応している。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成29年度はPost-CC OSCEの共用試験化に伴う対応のため、研究計画より少し遅れているために次年度使用額が発生しています。今年度は実施予定を進めることにより予算を使用していく予定である。
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