本科学研究費の主題の一つであるFeRhPd磁性合金の相転移機構について、ロシアとの共同研究にて熱磁気測定を行い、その結果をAppl.Phys.誌に発表した。FeRh合金およびFeRhPd合金の磁気および構造相転移付近の挙動についてXAFSを用いて局所構造的見地から調べ、得られた成果を第17回XAFS国際会議にて発表した。 一方、ペロブスカイト型化合物の局所相転移については、SrTiO3についてラトビアとの研究グループと共同研究を展開した。リバースモンテカルロ法をXAFSに応用する新たな方法を応用し、第 17回XAFS国際会議にて発表し、J. Rad. Phys. Chem. 誌に発表した。
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