研究成果の概要 |
与えられた1つの分解因子に対し,巡回群の分解が最小の多重度をもつための条件,および分解因子が周期性をもつための条件を示し,PG(2n-1,q) (q=3,4)の直線全体を分割する多重スプレッドの最大数を決定した. さらに,重み3,符号長pow(3,3u+1)*pow(p,e) (u,eは非負整数,p≡1,3 (mod 8)は素数)の衝突回避符号の符号語数の上界とその上界を達成するための条件を導いた. また,素数位数p=2mt+1の有限体上のインデックス2tの円分剰余類をブロックとするDifference System of Setsについて,m=7,8,9,10の場合の会合数を明らかにした.
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