研究成果の概要 |
本研究では、厳密な数学解析、数値シミュレーション、分岐解析ソフトウエアAUTOを用いることによって、保存量をもつ反応拡散方程式モデルの数学的な性質を調べた。このモデルは細胞極性の動的な性質を理解する上で役に立つ。得られた結果は宮崎大学の出原浩史准教授、京都大学の李聖林教授、北海道大学の栄伸一郎教授との共同研究にもとづくものであり、Chaos, vol.27 (2017)、SIAM Journal on Applied Mathematics, vol.78 (2018) と Journal of Mathematical Biology, vol.84 (2022) において発表された。
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