研究課題/領域番号 |
16K05571
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
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研究分担者 |
横山 祐典 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (10359648)
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研究協力者 |
Tyler Jonathan
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 第四紀学 / 古気候学 |
研究成果の概要 |
富士五湖で行われた科学掘削で、初めて得られた本栖湖の4 mの連続コア試料を使って、それらを詳細に分析・年代測定しました。それにより、過去8000年間に本栖湖に火山灰をもたらした富士山の噴火史を復元しました。欠落のないコアで堆積年代を細かく調べることで、噴火の詳しい時期の特定、陸上で得られている火山灰の分布の見直しを行うことができ、未知の2回の噴火の発見がありました。
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自由記述の分野 |
数物系科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般な方向きの講義を数回行ったの上、研究結果が国内外に広く報道された。富士山は噴火した場合の社会的影響が非常に危惧される火山であることから、本研究は、将来の噴火や災害の予測をする上で重要な成果となるものです。酸素同位体分析を用いて、湖のセルロースから古降水量の変化も明らかにした。
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