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2018 年度 研究成果報告書

Investigation of tautomerization in meso-dibenzoporphycene by intramolecular resolution atomic force microscopy and scanning tunnelling microscopy

研究課題

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研究課題/領域番号 16K05674
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理化学
研究機関国立研究開発法人物質・材料研究機構

研究代表者

Custance Oscar  国立研究開発法人物質・材料研究機構, 先端材料解析研究拠点, グループリーダー (00444555)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード走査プローブ顕微鏡
研究成果の概要

我々は、銀、鉛および銅の基板の上に蒸着したメソジベンゾポルフィセン分子(mDBPc)を分子内分解能原子間力顕微鏡および走査型トンネル顕微鏡を用いて研究した。特に、上記表面に吸着したmDBPc分子に予測されるシスとトランス配置を明らかにし、その互変異性化反応に対する局所環境の影響を調べた。実験の結果、mDBPc分子の吸着エネルギーの複雑な様相が明らかになった。すなわち、一方の配置がもう一方に対して明らかに優勢なポテンシャル井戸を持っており、最も安定的な配置としてシスまたはトランス形を示す吸着位置は、分子内の不飽和窒素原子の相互作用を通じて、その基板の性質に依存していると考えられる。

自由記述の分野

物理化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

我々の研究結果には、金属表面および絶縁表面と相互作用している分子系の複雑な挙動の理解という意義がある。

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公開日: 2020-03-30  

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