現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
将来的に作物を育成する際,肥料や水に混ぜるだけで作物が吸収し,紫外線を照射することで病気の部分のみ発光するナノ粒子を合成する。また病斑部分を切除することで,作物全体を処分することなく育成を継続することを可能にし,人間が可食できる安全なナノ粒子を作ることをめざす。病気の部分のみに吸収させるためにはナノ粒子を抗体で修飾する必要があるが、これは別の研究にて実施する。本研究では作物の葉,茎,根隅々まで到達するナノ粒子を合成すること、作物の種類によるナノ粒子の吸収の違いを研究することを目的としている。本研究では単子葉類、双子葉類の違いや、種ごとの違いを明らかにするため世界で主要穀物として用いられているイネ科、ウリ科に投与し、吸収率を測定した。
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