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2019 年度 研究成果報告書

サーマルプログラミングによる蛋白質ナノブロックの逐次的自己組織化基盤技術の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K05841
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生体関連化学
研究機関信州大学

研究代表者

新井 亮一  信州大学, 学術研究院繊維学系, 准教授 (50344023)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード人工タンパク質デザイン / タンパク質ナノブロック / 自己組織化 / タンパク質安定化 / タンパク質複合体 / タンパク質工学 / タンパク質変性・再生 / ナノバイオテクノロジー
研究成果の概要

本研究では、新規人工タンパク質WA20の安定化変異体の開発や可逆的に熱変性・再構成する蛋白質ナノブロックの開発、さらにサーマルサイクラーによる温度変化プログラミングにより逐次的に自己組織化させるための基盤的技術の開発を目的とした。まず、変性中点温度が122℃にまで飛躍的に向上した超安定化変異体SUWA (Super WA20)の開発に成功した。また、これを利用して、可逆的に熱変性・再構成する蛋白質ナノブロックSUWA-foldonなどを開発し、温度変化プログラムにより、6量体または12量体の複合体再構成をコントロールできる可能性を見出した。

自由記述の分野

蛋白質工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

新規人工タンパク質の安定性が飛躍的に向上した超安定化人工蛋白質変異体SUWA (Super WA20)の開発は、変性中点温度が水の沸点を超える122℃にも達したことは特筆すべきことで学術的にも大きな意義がある。さらに、このSUWAを利用して、温度変化によって可逆的に熱変性・再構成する蛋白質ナノブロックSUWA-foldon等の開発にも成功したことは、今後、蛋白質ナノブロックの応用展開を進めて、社会的な貢献を目指すためにも意義がある成果であると考えられる。

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公開日: 2021-02-19  

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