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2018 年度 研究成果報告書

脂質膜を介した生体超分子構造形成機構の解析に資する固体NMR測定法開発と適用

研究課題

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研究課題/領域番号 16K05858
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生体関連化学
研究機関分子科学研究所

研究代表者

西村 勝之  分子科学研究所, 物質分子科学研究領域, 准教授 (00334631)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード固体NMR / アミロイドβ / オリゴマー / 脂質膜 / 構造解析
研究成果の概要

本研究では、脂質二重膜との相互作用により特定構造を取り、分子間で会合して複合体を形成し、その機能を発現する膜表在性タンパク質、および、脂質結合ペプチドの立体構造解析に有効な固体核磁気共鳴(NMR)分光法の開発を試みた。さらにこれら手法を用いて、脂質膜上で誘起されるアルツハイマー病の発症に深く関与すると考えられるアミロイドβ(1-40)の線維化前の会合中間体の立体構造の決定を試みた。

自由記述の分野

構造生命科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

アルツハイマー病は、多くの国民に直接関わる重要な疾患であるが、その発症機構の解明、および完治可能な治療薬の開発には至っていない。当該疾患の発症に深く関与することが示唆されているアミロイドβが形成する不溶性アミロイド線維形成の分子機構解明は、同疾患治療および予防の実現に必要不可欠な研究課題である。本研究は、この解明に大きく寄与することが期待され、学術的、社会的にもその意義は大きいと考えられる。

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公開日: 2020-03-30  

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