噴流ノズル出口に同軸型DBDプラズマアクチュエータ:DBD-PAを形成し,プラズマによる誘導流により出口の速度分布を操作し噴流拡散を制御すると共に,予混合バーナー火炎に適用し,誘導流,活性化学種による火炎の安定性を調査した. その結果,噴流にDBD-PAをバーストモードで使用した場合,出口での渦輪形成から崩壊に至る過程を操作し拡散制御できることを明らかにした.また,バーナー火炎では,DBD-PA(4kV-14kV連続駆動)の印加により低当量比で燃焼継続できることを確認した.14kV以上では誘導流の影響と活性化学種やオゾンを確認した.更に4kVでは電場の効果が顕著なことを確認した.
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