本研究は,腕に力覚センサを設置した3リンク双腕水中ロボットを研究対象とし,マニピュレータを持つ浮遊型水中ロボット (UVMS) の力制御法(インピーダンス制御法)開発を,実験を通して行うことを目的として実施した.良好な手先位置制御性能が得られる制御法を適用したUVMSであれば,ロボットベースが浮遊していても,地上用インピーダンス制御法により力制御が実現可能であることを明らかにした.また,筆者らが提案している位置制御法以外のUVMS位置制御法では,良好な手先位置制御性能が得られないことも明らかにした.
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