研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Cu2ZnSn(S,Se)4太陽電池は次世代太陽電池として期待されているが、その変換効率は実用化には遠く、また製造プロセスにおいて有毒かつ危険な原料が用いられているといった問題点がある。また製造装置についても高額な装置が必要で、製造プロセスにおける低コスト化が求められている。 本申請研究では、従来用いられている原料と比べてより安全性が高い原料を用い、簡便な装置による低コストなプロセスでCu2ZnSn(S,Se)4太陽電池を製造することが可能であることを示した。本成果はCu2ZnSn(S,Se)4太陽電池の実用化において大きな一助となる。
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