| 研究課題/領域番号 |
16K06318
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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| 研究機関 | 神奈川大学 |
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研究代表者 |
島 健 神奈川大学, 工学部, 教授 (50312088)
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| 研究分担者 |
Nicodimus Retdia 芝浦工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90401538)
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| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| キーワード | 初期視覚モデル / 環状多相発振回路 / フィルタ / 発振モード |
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| 研究成果の概要 |
時間差を計測する時間ディジタル変換回路（TDC）の変換精度を高めるため、鳥類の網膜に見られる神経回路の仕組みを利用する研究を行った。これには、各神経細胞の空間的配置とTDCに用いられる時間目盛りの役割を果たす多相発振回路の発振波形の順序とを対応づける必要があり、これを可能とする特定のモードで発振する回路を提案し、神経回路を模擬する回路と組み合わせた。これにより、神経回路の特徴を生かした発振周波数の揺らぎや、素子偏差、温度変動に強靭で高精度なTDCのための回路方式を提案した。
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| 自由記述の分野 |
電子回路工学 集積回路工学
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年外界情報のセンシング技術が注目されている。時間を計測する装置の高精度化は、自動車の自律走行運転や医療用イメージング装置等に代表されるセンシング技術の発展に不可欠である。本研究の成果は、自律走行運転においては外界をより精度よく認識することに役立ち、医療用イメージング装置においては、病変を初期段階で検出することが可能になるなど、我々の生活に大きな便益をもたらすと考えられる。
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