半導体センサのばらつきを利用して捏造できない画像・映像を得る手法の研究を行った。CMOSイメ-ジセンサの画素毎に存在するソースフォロワ-トランジスタの特性ばらつきに注目し、ばらつき抽出する方法及び、偏りのない1/0列を生成する方法を提案した。実際の2M画素CMOSイメ-ジ(CIS)センサからばらつき抽出、1/0生成を行いPUF(Physical Unclonable Function)としての評価を行い、PUFとして良好な出力が得られることを確認した。PUFの利用として、チャレンジ&レスポンス(C&R)認証のための空間拡大の検討、鍵利用を想定した鍵再生成の効率化の提案を行った。
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