研究課題
基盤研究(C)
移動ロボットが経路上で集中した場合には,輻そうによりネットワークへの接続が困難となりバックログが増大する.これに対処するため,本研究では,移動ロボットが利用可能な複数のWiFiアクセスポイントのトラヒック,SN比などのネットワーク環境を認知した上で,それぞれのアクセスポイントの利用適格度メトリックを定義してアクセスポイントを選択し,トラヒック集中地点を迂回する方式を提案し,無線LANシミュレーションを用いてネットワーク特性を明らかにした.
通信工学
本研究では,移動ロボットが集中した場合に外部との通信ができなくなることを防ぐために,WiFiアクセスポイントのメトリックを定義し,メトリックによりアクセスポイントを選択する方式の開発を行った.これにより,移動ロボットはメトリックの高いアクセスポイントの方向を重視して移動することが可能となり安定性の高い通信の維持が実現できる.