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2018 年度 研究成果報告書

生体情報による路面評価法を適用した土系舗装ベースの屋外歩行施設施工と評価

研究課題

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研究課題/領域番号 16K06498
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地盤工学
研究機関木更津工業高等専門学校

研究代表者

鬼塚 信弘  木更津工業高等専門学校, 環境都市工学科, 教授 (60270229)

研究分担者 沢口 義人  木更津工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (50455119)
楠部 真崇  和歌山工業高等専門学校, 生物応用化学科, 准教授 (40403761)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード筋電位測定 / 路面評価法 / 土系舗装 / 屋外歩行施設 / 雑草繁茂要因分析 / 土質試験
研究成果の概要

本研究は下肢の筋電位や加速度の生体計測と舗装の硬さや舗装のすべり抵抗性の物理性状を関連付けた実験と解析を行い、路面の評価法を構築した。この評価法を適用して土系舗装をベースとした屋外歩行施設を施工し、リハビリテーション効果の有効性と屋外歩行施設舗装に繁茂する雑草状況についても検討した。その結果、下肢の筋活動は舗装の硬さとすべり抵抗係数の違いによって変化し、リハビリテーション効果もあることがわかった。

自由記述の分野

地盤工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、歩行している人の身体の働き、特に下肢を定量的に解析し協議検討を重ねることで、従来の舗装路面の性能評価法の中に、新しい評価項目として定量化した人の属性データを取り入れられる方向で成果をまとめた。実験材料はリデュース、リユース、リサイクルの3Rをなお一層の推進をしながら環境負荷の低減を図り、舗装の計画、設計、施工が実施できる工夫を凝らした。本研究が進むことによって、少子高齢化が進行して行く中で、人口を密集させた小都市の拠点を構築するコンパクトシティにおける健康維持増進のまちづくりにも貢献できるものとなるが、経年劣化による舗装材等の影響についてはさらなるデータの積み上げと議論が必要である。

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公開日: 2020-03-30  

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