研究課題
平成30年度は,ハイブリッドバッファデバイスの開発と評価,秒単位新エネルギー需要データベース構築と熱電併給システムの導入可能性,新人間環境評価手法の開発,の要素技術開発,実用化への総合評価を主たる課題として,以下の要領で研究を行った.課題1.ハイブリッドバッファデバイスの開発と評価 まず,(1)熱電併給・太陽光発電統合運転シナリオを構築すると同時に,(2)高効率新パワーコンディショナを設計した.さらに,(3)パワーコンディショナの試作と実証実験を実施した.課題2.秒単位新エネルギー需要データベース構築と熱電併給システムの導入可能性 (1)熱電併給システムのラボ実験,(2)熱電併給システムのフィールド実測を実施し,(3)システム導入効果の総合評価を行った.課題3.新人間環境評価手法の開発 (1)被験者実験による設定値データベース,(2)屋内熱中症・コールドショック予防方策を構築するとともに,(3)新健康リスク管理アルゴリズムを開発した.課題4.実用化への総合評価 (1)熱電併給システムを核としたホームエネルギーマネジメントシステムを構築した.(2)新健康リスクヒートファクター(HF)管理デバイスを開発するとともに,ハイブリッドHEMSを提案した.(3)ハイブリッドバッファデバイス,熱電併給,太陽光発電,新パワーコンディショナ,ハイブリッドHEMSの統合制御実験と評価を行い,(4)次世代健康指向型スマートハウスを提案するとともに実証実験を実施し,有効性を明らかにした.
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 3件、 査読あり 5件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 1件)
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