研究課題/領域番号 |
16K06941
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
洲鎌 英雄 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 教授 (80202125)
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研究分担者 |
佐竹 真介 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (70390630)
沼波 政倫 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (40397203)
登田 慎一郎 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (60332186)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 核融合プラズマ / 新古典輸送 / 乱流輸送 / 運動論的シミュレーション |
研究成果の概要 |
ドリフト運動論およびジャイロ運動論とよばれる理論モデルの改良とそれに基づくシミュレーションコードの開発およびシミュレーション解析により、磁場閉じ込め核融合プラズマの閉じ込め性能を決定づける新古典・乱流輸送過程の予測精度が向上した。LHD等のプラズマ実験装置における観測結果と理論シミュレーション解析との比較により、同位体効果や不純物輸送の物理機構等の重要課題に対する知見が深まった。
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自由記述の分野 |
核融合プラズマ理論
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
核融合プラズマは将来の基幹エネルギー源として期待され、核融合炉の早期実現にとって、核融合プラズマの輸送過程の理論的解明、予測および制御は極めて重要な研究課題である。本研究で得られた成果は、核融合プラズマ輸送過程に対する理論モデルやシミュレーションコードの精度を向上させ、プラズマ実験結果の解析・予測や高性能プラズマ条件の発見に寄与し、核融合炉の実現に貢献するものである。
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