研究実績の概要 |
全長のPEDFを3分割し, Hisタグを付加した組み換えフラグメントの発現プラスミドを作製し、大腸菌にて発現・精製をおこなった。各 フラグメント存在下で腎メサンギウム細胞をAGEで刺激した際の酸化ストレスレベル(細胞内活性酸素種)をROS検出試薬(Carboxy-H2DFF DA)により測定し, MCP-1,VCAM-1, PAI-1遺伝子の発現をreal-time PCR法により定量した。得られたフラグメントをさらに分割したペ プチドを作製したところ、ROS産生、遺伝子発現について効果が確認できなかった。そこで、全長のPEDFを分割する位置を変更し、再度組み換えフラグメントの発現プラスミドを作製し、フラグメントの発現・精製をおこなった。フラグメントについて、in vitroにおける機能解析をおこなった。
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