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2018 年度 研究成果報告書

分子標的を用いた癌早期発見と癌二次予防の前臨床研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K07141
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関吉備国際大学 (2018)
京都大学 (2016-2017)

研究代表者

高橋 淳  吉備国際大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80303840)

研究協力者 李 妍  
研究期間 (年度) 2016-10-21 – 2019-03-31
キーワード癌予防 / 癌早期発見 / 遺伝子改変マウス / METTL13 / ライディッヒ細胞 / 停留精巣
研究成果の概要

腫瘍促進因子FEATを血中で検出して癌を早期発見し、FEAT阻害薬で癌を予防する方法論を着想した。FEAT欠失で発癌が抑制されるか検証するために、コンディショナル・ノックアウトマウス作出を試み、RENKA ES細胞を用いてヘテロ接合型Mettl13(flox/+)マウス作成まで成功した。並行した基礎研究で、FEATが精巣ライディッヒ細胞において一次繊毛形成を抑制してINSL3産生を亢進し、精巣下降を駆動することを見出した。

自由記述の分野

腫瘍生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

1970年代以来の癌関連遺伝子の研究は、癌の診断や治療のみならず、正常組織の機能を分子レベルで明らかにすることにも役立って来た。停留精巣(停留睾丸)は、新生児の先天異常の中で最も頻度が高く、精子形成不全、不妊症の原因となり、悪性腫瘍(癌)の母地となる。しかし、その分子機構はほとんどわかっていない。当研究は腫瘍促進因子FEATの研究から、停留精巣の分子機構に光を当て、小児の健康に貢献するものである。

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公開日: 2020-03-30  

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