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2018 年度 研究成果報告書

臍帯血と臍帯由来間葉系幹細胞の骨髄内共移植による新たな治療戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 16K07185
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍治療学
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

岡田 昌也  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (00309452)

研究分担者 相馬 俊裕  兵庫医科大学, 医学部, 非常勤講師 (40273619)
吉原 哲  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (90461037)
池亀 和博  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (20372609)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード臍帯血移植 / 間葉系幹細胞
研究成果の概要

研究代表者らは洗浄しない臍帯血を造血の場である骨髄に直接投与する骨髄内臍帯血移植法を開発、第Ⅰ相試験を行い骨髄内臍帯血輸注の安全性を明らかにした。その後、生着率改善の確認のため、多施設共同で骨髄内臍帯血移植第Ⅱ相試験を行った。造血器悪性疾患40例が登録、解析され87%生着し有効性を明らかにし報告した。

自由記述の分野

造血幹細胞移植

研究成果の学術的意義や社会的意義

成人臍帯血移植は難治性造血器腫瘍に対する根治的治療法として行われているが、移植細胞数が骨髄移植の約1/10と少ないため生着不全のリスクが高く、血球回復が遅延するという問題が生じ、移植関連死亡率の悪化をきたす原因となっている。一方、経静脈的に輸注された造血幹細胞の多くは、肺などの臓器にトラップされ、骨髄に到達するものは移植された幹細胞の10%程度であるため、骨髄に直接投与する骨髄内移植法は臍帯血移植の欠点を克服させる可能性がある。研究代表者らは骨髄内臍帯血移植第Ⅰ相試験を行い、輸注の安全性を明らかにした。この骨髄内臍帯血移植術を発展させ、有用性を確認する必要がある。

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公開日: 2020-03-30  

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