次世代シーケンサーを用いた遺伝子型決定法より得られた1,598個のDNA多型情報をもとに13連鎖群からなるクロマツの連鎖地図を構築した。構築した連鎖地図と接種検定より得られた表現型形質をもとに連鎖解析を行った結果、感受性形質に関連する遺伝子座を1ヶ所検出した。さらに検出した遺伝子座の塩基配列情報をもとにテーダマツのゲノム情報に対して相同性検索を行うことで、当該ゲノム領域を検出することができた。また、検出したテーダマツのゲノム領域に対して、現有のクロマツEST情報をマッピングすることで、候補遺伝子として10遺伝子に絞り込むことができた。
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