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2018 年度 研究成果報告書

衛星画像データから水田域の水生生物の生息場を評価する手法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K07949
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域環境工学・計画学
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

渡部 恵司  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究部門, 主任研究員 (50527017)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードカエル類 / 水鳥 / 生物多様性 / 環境保全型農業 / リモートセンシング / GIS
研究成果の概要

水田域に棲む生物の生息環境の広域的な評価に向けて、衛星画像データから計算可能で、水田の湛水状況を指標する「湛水指数」を提案するとともに、現地の水田の湛水状況との比較から衛星画像による湛水状況の推定精度を検証した。また、非灌漑期間の水田の乾湿がトウキョウダルマガエルの越冬やニホンアカガエルの産卵に影響することを飼育試験や現地調査により明らかにするとともに、地域で越冬するカモ類等の数と冬期湛水田の面積との関係を解析した。

自由記述の分野

農村生態工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

水田における冬期湛水や江(水田内に設けられた通年で水のある深み)の創出といった環境に配慮した管理方法は、環境保全型農業直接支払の地域特認の取組みとして支援対象となっている。本研究は、水田に棲む生物の生態や行動を明らかにすることで、生物の生息環境を保全する観点から、水田におけるより効果的な管理方法の確立に寄与する。また、水田の冬期湛水の取組みが地域の生物多様性に及ぼす効果の定量的な評価につながる。

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公開日: 2020-03-30  

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