(1) 旧世界ウズラに属する肉用大型系ニホンウズラの羽装突然変異形質は,常染色体上の優性遺伝子fawn-2により制御されていた。この遺伝子型をホモで持つJFN系統を造成した。(2) 新世界ウズラに属するコリンウズラの消化管はニワトリに類似した構造でありグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)免疫反応陽性細胞は小腸全域に観察された。(3)コリンウズラの白色羽装形質は常染色体上にある劣性遺伝子rW(recessive white)により制御された非アルビノ形質であり,この遺伝子型をホモで持つRW系統を造成した。(4)両ウズラのゲノムを識別可能なPCRプライマーを作成した。
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