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2019 年度 研究成果報告書

新世界ウズラおよび旧世界ウズラの系統造成と利用開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K07986
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 動物生産科学
研究機関信州大学

研究代表者

小野 珠乙  信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (10177264)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードコリンウズラ / ニホンウズラ / 遺伝資源 / 実験動物化 / 胚培養 / 新世界ウズラ / 旧世界ウズラ
研究成果の概要

(1) 旧世界ウズラに属する肉用大型系ニホンウズラの羽装突然変異形質は,常染色体上の優性遺伝子fawn-2により制御されていた。この遺伝子型をホモで持つJFN系統を造成した。(2) 新世界ウズラに属するコリンウズラの消化管はニワトリに類似した構造でありグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)免疫反応陽性細胞は小腸全域に観察された。(3)コリンウズラの白色羽装形質は常染色体上にある劣性遺伝子rW(recessive white)により制御された非アルビノ形質であり,この遺伝子型をホモで持つRW系統を造成した。(4)両ウズラのゲノムを識別可能なPCRプライマーを作成した。

自由記述の分野

動物発生遺伝学

研究成果の学術的意義や社会的意義

経済協力開発機構(OECD)による鳥類を指標にした生態系への影響に関するテストガイドラインの試験法としてニホンウズラとともにコリンウズラの使用が推奨されている。肉用のニホンウズラから大型系統を造成した。コリンウズラを研究に特化した実験動物として遺伝的背景を制御するために野生種と区別できる(哺乳類の実験動物におけるラットと野生のドブネズミのように)非アルビノ系の白色羽装系統を造成し内外の研究者が実験動物として活用できるようにした。

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公開日: 2021-02-19  

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