現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
前年度に3種のサプリメント(乳酸菌06CC2株、プロポリスAF-08、モリンガ葉水抽出エキス)の経口投与によりそれぞれHSV-1経皮感染マウスで細胞性免疫を賦活化し、局所でのウイルス感染細胞排除に有効であることを明らかにした(Phytother Res., 30,797-804, Eur J Med Plants, 16, 1-10, 2016,Int. Immunopharmacol., 39, 320-327, 2016)。今年度はモリンガ葉水抽出エキス中の有効成分であるγ-アミノ酪酸の経口投与による細胞性免疫賦活作用の証明とパイエル板中の免疫細胞の解析に時間がかかり、他の2種(乳酸菌株とプロポリス)中のγ-アミノ酪酸含量等の成分解析には至らなかったため。
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