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2018 年度 研究成果報告書

毛髪中ホモシステイン濃度を指標とした新規疾患スクリーニング法の確立とその臨床応用

研究課題

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研究課題/領域番号 16K08387
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 医療系薬学
研究機関山陽小野田市立山口東京理科大学 (2018)
九州保健福祉大学 (2016-2017)

研究代表者

和田 光弘  山陽小野田市立山口東京理科大学, 薬学部, 教授 (40295093)

研究分担者 中島 憲一郎  長崎国際大学, 薬学部, 教授 (30039656)
中村 心一  山陽小野田市立山口東京理科大学, 薬学部, 講師 (50542528)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードhomocysteine / HPLC / hair analysis
研究成果の概要

血液中ホモシステイン濃度は様々な疾患の危険因子であったり,治療の指針として利用されている。そこで毛髪中のホモシステイン濃度の測定法を開発することで非侵襲的な疾患スクリーニング法の開発を試みた。その結果,毛髪試料の前処理に還元剤としてトリス(2-カルボキシエチル)ホスフィンを用いることで毛髪中のホモシステイン類のHPLC-蛍光検出法を用いる定量法を確立することができた。これによりメチオニンおよびシステインを定量可能であったが,ホモシステインは血漿試料のレベルで毛髪中には存在しないことが明らかとなった。

自由記述の分野

臨床分析化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒト毛髪中のメチオニンおよびシステインのHPLC-蛍光検出定量法を確立した。本法により毛髪の前処理条件を詳細に検討することによりメラニン結合性のメチオニンおよびシステインの定量が可能であった。またヒト毛髪に含まれるホモシステイン濃度が血漿などに比べて非常に低濃度であるとこが明らかとなった。今後はこれらの化合物濃度と血漿中ホモシステイン濃度との相関性を明らかにすることで,診断マーカーとしての有用性を評価していく。

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公開日: 2020-03-30  

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