研究課題
基盤研究(C)
妊娠の進行に伴う胎盤の形態変化を反映した様々な評価モデルを用い、栄養感知システムであるmTORおよび関連因子の活性化と各種栄養素トランスポーター、特に妊娠初期に特異的な発現を確認したグルタミントランスポーターSNAT3(Slc38a3)等との関連を妊娠期毎に網羅的に解析・評価した。バルプロ酸等とmTORの活性化およびmTORの活性化と栄養素トランスポーターの発現変動との関連性について評価した。
医療薬学
精密にプログラムされた一連の遺伝子発現と子宮内で極めて速い速度で発育・発達を続けている胎児の健やかな誕生に多大な貞献をもたらす。妊娠初期における栄養素の欠如は胎児にとって致命的であり、エピジェネティックな変化も含めた研究意義は極めて大きい。