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2018 年度 研究成果報告書

「健康サポート薬局」における簡便で有効な健康支援プログラムの開発と効果の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 16K08434
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 医療系薬学
研究機関独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター)

研究代表者

岡田 浩  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (10533838)

研究分担者 坂根 直樹  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究室長 (40335443)
恩田 光子  大阪薬科大学, 薬学部, 教授 (60301842)
研究協力者 Chen Timothy  
Tsuyuki Ross  
Hamarneh Yazid Al  
研究期間 (年度) 2016-10-21 – 2019-03-31
キーワード薬局 / 薬剤師 / 健康行動科学 / 糖尿病 / 高血圧 / 生活改善支援 / 健康サポート薬局 / レジストリ研究
研究成果の概要

糖尿病や高血圧などの生活習慣病の患者を対象として、薬剤師が健康的な生活への改善支援を行うための説明用資材と患者支援の知識やスキルを学べる研修プログラムを開発し、その効果を検証した。
開発した薬剤師向けの研修プログラムは、2018~2019年に全国7都道府県、10か所(東京、神奈川、愛知、兵庫、徳島、鳥取、福岡)で実施した。開発した研修には、200名の薬局薬剤師が受講した。
研修プログラムの効果を検証するため、2型糖尿病患者を対象としたレジストリー研究を全国で現在実施中で、研修プログラムを受講した薬剤師が所属する106薬局が参加し、現在86名の2型糖尿病患者が登録され、追跡されている。

自由記述の分野

公衆衛生学

研究成果の学術的意義や社会的意義

糖尿病や高血圧の治療には、患者の生活習慣の改善が欠かせない。しかし、病院・診療所で十分な指導を行うこと難しい。そこで、既存の医療資源である薬局・薬剤師に注目し、薬局で生活習慣に改善支援を実施するための薬剤師向けの研修プログラムと患者支援用の資材の開発を行った。
本研究は、薬局業務を変更することなく実施可能な、患者への生活改善支援方法で、健康行動科学に基づいた研修プログラムである点に学術的意義がある。また、十分な支援を受けることができない生活習慣病患者に対し、既存の医療資源である薬局を活用することで、大きなコストをかけずに患者への支援を実施できる可能性があることに社会的意義がある。

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公開日: 2020-03-30  

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