研究成果の概要 |
本研究により、Ad4BPのアセチル化修飾部位を3カ所(K45, K392, およびK435)同定した。これら3カ所のリジン残基がそれぞれアセチル化されたAd4BPを特異的に認識するモノクローナル抗体の作成を行った。その結果、K392アセチル化Ad4BP特異的抗体が得られた。K45、およびK435アセチル化Ad4BPに対する抗体は、順次スクリーニング中である。今後、免疫染色により生体内におけるアセチル化Ad4BPの時空間的局在を調べる。また、アセチル化Ad4BPが制御する標的遺伝子をChIP-seqにより明らかにすることで、外界刺激に応答したAd4BPによるレギュロン制御メカニズムを理解する。
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