研究課題/領域番号 |
16K08610
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
福田 綾 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (50436276)
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研究分担者 |
西村 健 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (80500610)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | UCP1 / 褐色脂肪細胞 / ベージュ脂肪細胞 / イメージング |
研究成果の概要 |
UCP1はエネルギー消費能を有し、肥満解消への有用性が期待されている。本研究では生体におけるUCP1の発現変動と肥満への影響を検討するため、近赤外蛍光タンパク質を用いてUCP1を非侵襲的かつ簡便に検出できるイメージングマウスを作製した。解析の結果、マウスの褐色脂肪組織のみならず、アドレナリン刺激によって白色脂肪組織内に誘導されたベージュ脂肪細胞をも蛍光観察できることが明らかになった。
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自由記述の分野 |
生化学、分子生物学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当研究で作製したUCP1イメージングマウスを用いると、従来のように動物から脂肪組織を取り出してUCP1の発現を解析する必要がなく簡便なうえ、さまざまな実験過程で起こりうる影響を排除できる。また、同一個体で継続的にUCP1の発現変動を解析できるため、個体差を考慮せずに長期的に解析できる。さらに、本マウスの脂肪組織から採取した脂肪幹細胞を用いてin vitroでUCP1の発現を誘導する薬剤をスクリーニングし、肥満治療薬の開発につなげることも将来的に可能である。以上の点から、本研究で作製したUCP1イメージングマウスは、世界的な肥満問題の解決につながる有意義なモデル動物である。
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