• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

子宮頸部胃型腺癌の発生と進展に関するゲノム病理学的検討

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K08646
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人体病理学
研究機関大阪大学 (2018)
秋田大学 (2016-2017)

研究代表者

前田 大地  大阪大学, 医学系研究科, 特任教授(常勤) (30585500)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード子宮頸部腺癌
研究成果の概要

子宮頸部胃型腺癌とその前駆病変であるlobular endocervical glandular hyperplasiaの関係性について詳細な病理学的な検討を行った。複数の遺伝子の発現を解析する過程で、Claudin-18がこれらの子宮頸部胃腺系病変に特異的なマーカーとなりうることを見出した。また、臨床病理学的検討によって、子宮頸部腺癌の中でClaudin-18発現群は有意に予後不良であることが明らかとなった。

自由記述の分野

婦人科病理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

一般的に病理診断が難しいとされる子宮頸部腺系病変の領域において、Claudin-18は胃型病変と非胃型病変を鑑別する鋭敏なマーカーとなることが明らかになった。診断マーカーとしての意義に加えて、予後との相関を示せたことで、臨床的にも意義深いと考えられる。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi